釧路・鶴居村丹頂鶴撮影行 その2( 2 月9日撮影)

鶴居村のホテルに泊まりましたが、シアトルの友人が、7年前に使ったホテルで、ご主人がプロ写真家でもあり、丹頂鶴の最新の情報が正確に得られると言うことで、ここを予約してくれました。
小生は、寒さが大の苦手で、初めて冬の河口湖に撮影に行ったとき、そのときは、河口湖が、かなり凍結していたほど、寒かったのですが、泊まった民宿では、とても、寒く、こたつに寝ましたが、それでも、寒くほとんど眠れませんでした。
山小屋に毛が生えた程度のホテルで、暖房も夜はなくなって、部屋の温度は、10℃以下になるのでは、と恐れていましたが、とんでもありませんでした。しっかり、暖房が入っており、むしろ、暑い位でした。
また、ブログか何かの記事に、このホテルの各部屋には、トイレがなく、共同トイレだけという記述がありましたが、それも、間違いでした。
少なくとも4人部屋(ロフト)には、ありました。
そして、お風呂も、立派な温泉だし、料理も美味しく、快適でした。

日の出は、06:31です。
ただし、撮影場所の音羽橋は、日によって、かの国の団体が入って、かなり、問題を起こしているということが、ホテルのご主人のブログに出ていましたので、まずは、早めに、ということで、4時に起きて、4時半に、ホテルを出発です。
音羽橋近くの駐車場に車をおいて、早速、三脚、カメラのセットです。
この日は、朝の内、曇り、10時を過ぎた頃から、雪が降るという予報です。

朝6時9分頃の情景です。まだ、日の出前です。
このときは、EOS 7D MK2+EF300f2.8L IS USM+X2,
EOS 1 D MK4+EF100-400F4.5-5.6 L IS Ⅱ USM,
EOS 70D + EF-S18-135 F3.5-5.6 IS STM
  3台のデジイチとコンデジSX50HSを使用しました。

まだ、寝ている丹頂鶴の方が、多いです。






音羽橋の状況です。まだ、端の方に、スペースが残っています。ひどくなると、かの国の団体10数人がやってきて、割り込んでくるようです。この日は、そういう人は、いませんでした。ヨーロッパから来た人が結構いました。そういう人は、ニコンやCanonのカメラをもってきていますので、この丹頂鶴は、外貨獲得にも役立っていますね。
音羽橋は、以前は、車道と歩道が同じ端だったそうですが、人が増えて、事故も発生したので、歩道用、つまり撮影用の橋を作ったそうです。






このあたりに、わき水がでていて、どんなに冷えても、凍らないそうです。
昨年、中州を取り除いて、流れが緩やかになり、今まで以上に、丹頂鶴が集まるようになったそうです。
こういう場所をねぐらにするのは、暖かい、そして、水の中ですからキツネなどに、襲われにくいなどの理由からです。






残念ながら、樹氷、霧氷も、ありません。
やはり、来年、もう一度チャレンジかな。






日の出後の6時45分頃です。
ほとんどの丹頂鶴が目を覚ましました。






上の写真を一部切り出してみました。
首を上に上げて、雄叫びを上げている丹頂鶴がいます。
これは、どうも、丹頂鶴の愛情表現のようです。











この日は、雪が降りそうな感じの天気のせいか、こちらに向かって、飛んで来てくれました。




















































































































丹頂鶴の頭が赤いのは、赤い毛があるからではなく、頭の皮が薄くて、興奮すると、血管が見えて、赤く見えるそうです。














着水です。

















8時近くまで撮影して、ホテルに戻って、朝食です。



テリーの部屋 Part 1 はこちらです。http://terry658.blog.so-net.ne.jp/

この記事へのコメント

2016年02月23日 07:24
おはようございます。
頭の丹ってそうなんだ。
2016年02月23日 12:37
冬はこんなにたくさんいるのですね。
夏に行った時には探すのホント大変でした。
羽根を広げた様がとても美しいですね。まるで絵のようです。
2016年02月23日 15:27
京男さん
丹頂鶴の頭の丹って、綺麗な赤ですが、薄い皮膚が露出していて、毛細血管が透けて見えるからだそうです。
雄雌ともに、頭は、赤いです。

kuwachanさん
私も何年か前に、初夏に、釧路に行きましたが、丹頂鶴は、湿原に、数羽見かけた位です。
冬は、幾つかの場所で、丹頂鶴に、午前、午後、餌をやっています。それを求めて、丹頂鶴は、集まり、夜は、安全なねぐらに帰ります。
安全なねぐらとは、雪裡川(せつりがわ)の流速の遅い区域で、ここに、丹頂鶴が、集まってきています。
2016年02月23日 18:43
鶴の舞が良い感じに撮られていて素敵です。 
鶴が羽をひろげて飛び立つ様は壮観ですね。
釧路は過去に三度訪れていますが、冬には行った事がないの。
2016年02月23日 19:26
丹頂鶴の世界へ足を踏み入れたような
良いですね~
いつまでも見て居たくなりますね^^
2016年02月23日 20:15
丹頂鶴は、こうやって片足でずーーっと眠っているんでしょうか・・・。
数に圧倒されそうです!

お祝いコメントをありがとうございました!
2016年02月23日 21:30
puripuriさん
冬に、釧路に行くには、寒さに対する準備が必要で、かなり、ハードルが高いですね。
でも、丹頂鶴を見るには、冬が一番ですね。

美美さん
丹頂鶴のねぐらは、特別ですね。
丹頂鶴が、寝ている姿は、よかったですね。これに気嵐の中だと、さらに、幻想的で、よかったのですが、ーー。

achami さん
よく、気がつかれましたね。
丹頂鶴もそうですが、水に足を入れて、眠る鳥は、片足だけで、立って、眠る鳥をよく、見かけます。
それは、体温低下を防ぐために、もう一つの足を羽毛の中に隠し、嘴からも、体温が奪われないように、羽毛の中に、しまい込みます。

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